ODAによる2国間援助は無償資金協力、有償資金協力、技術協力の形態がある
無償資金協力 | 開発途上国に返済義務を課さずに資金を供与する援助形態で、一般プロジェクト無償、水産援助、食糧援助などに分類され、保健医療協力は一般プロジェクト無償の中に含まれています。開発途上国は、この資金によって病院、看護学校、水道などの施設建設や医療資機材の整備を行うことができます。 |
有償資金協力 | 病院や水道などの施設建設などに対して資金を貸し付けるものです。 |
技術協力 | 開発途上国からの研修員の受け入れ、専門家派遣、機材供与などの形態の協力が主としてJICAにより実施されています。 |
過去問
① 日本における政府開発援助〈ODA〉の実施機関として正しいのはどれか。【看103AM78】
- 国際協力機構〈JICA〉
- 世界保健機関〈WHO〉
- 国連開発計画〈UNDP〉
- 赤十字国際委員会〈ICRC〉
- 答え
- 1
② 2国間の国際保健医療協力を行うのはどれか。【看105PM67】
- 国際協力機構(JICA)
- 国際看護師協会(ICN)
- 国連開発計画(UNDP)
- 国連食糧農業機関(FAO)
- 答え
- 1
③ 日本における政府開発援助(ODA)の実施機関として正しいのはどれか。【看108AM77】
- 国際協力機構(JICA)
- 世界保健機関(WHO)
- 国連児童基金(UNICEF)
- 国連世界食糧計画(WFP)
- 答え
- 1
④ 政府開発援助(ODA)における技術協力の項目である。正しいのはどれか。2つ選べ。【管30AM17】
- 研修員受け入れ
- 食糧援助
- 円借款
- 機材供与
- 病院建設資金の貸付
- 答え
- 1と4