WHO(世界保健機構)は国際連合の専門機関で、人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として1948年に設立された。日本は1951年に正式加盟している。加盟国数は194か国。
WHOの具体的な活動分野
- 国際保健事業の指導的かつ調整機関としての活動
- 保健事業の強化についての世界各国への技術協力
- 感染症及びそのたの疾病の撲滅事業の推進
- 医学情報の総合調整
- 保健分野における研究の促進・指導
- 生物学的製剤及び類似の医薬品、食品に関する国際的基準の発展・向上
- 健康関連SDGs目標に到達するために各国を支援
過去問
① 世界保健機関(WHO)の主要な活動はどれか。2つ選べ。【看109AM90】
- 児童労働の撲滅
- 保健事業の技術的協力
- 人類の飢餓からの解放
- 感染症の撲滅事業の促進
- 労働者の労働条件の改善
- 答え
- 2と4
② 世界保健機関(WHO)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。【管29AM20】
- 国際的なNGOの一つである。
- 日本は、設立当初からの加盟国である。
- 日本は、西太平洋地域事務局に属している。
- 活動によって世界からポリオが根絶された。
- 主としてワクチンを販売して得た資金で運営されている。
- 答え
- 3